ギターメーカーはたくさんあるので、初心者は選び方がわからなかったり、自分に合ったスタイルのギターが見つからなかったりと困ってしまうこともあります。メーカーは海外にも日本にもありますが、どちらが良いかというのは個人差があり「あなたにはこれ!」というのはなかなか見つかりません。選び方に困った時のために、まずはメーカーの特徴を知っておきましょう。
ギターメーカーで有名な会社10選
「アコースティックギター」や「エレクトリックギター」など、ギターにも種類がありますが、ハイエンドなギターが良いかといえばそれだけではなく、メーカーによっても特徴があります。
以下に、海外と日本で活躍するギターメーカーを10選としてご紹介しますので、ぜひそれぞれのメーカーの特徴を押さえておきましょう。
メーカー①GIBSON(ギブソン)
ギブソンはアメリカ発のメーカーで、テネシー州のナッシュビルに本拠があります。創業は1984年と古く、始めはギターでなくマンドリンを作っていた会社です。ギブソン社の特徴といえば忘れてはならないのが、世界初のギターピックアップの開発です。現在開発しているのはアコースティックギターとエレクトリックギターですが、木にこだわったギターを多く輩出しています。
メーカー②ESP(イーエスピー)
イーエスピーは日本国内のギターメーカーで、代表的なギターには「HOROZON」「FOREST」「ESP-ARROW」などがあります。およそ40年前の1975年にギターメーカーとして創業しました。他のメーカーにはない斬新でユニークなアイデアは、他の追随を許しません。オーダーメイドで制作したい人にとっても満足できる有数メーカーです。
メーカー③Morris(モーリス)
モーリスは日本国内のギターメーカーで、1961年に創立された歴史のある会社です。本社は長野県にあり、ソロのギタリストやバンドマンからの評価が高く、1970年代のフォークソングの立役者ともいわれます。歌手の谷村新司さんが使っていたことでも有名なギターメーカーです。
メーカー④Fender(フェンダー)
フェンダーの前身は、1938年に創業された「フェンダー・ラジオ・サービス」の修理工で、その後1946年に楽器メーカーに転身し、創業します。日本では一時期エレクトリックギターブームがありましたが、その時代に海賊版に対抗しようと「FENDER JAPAN」が作られました。ギターとしての特徴は、軽い弾き味と長時間弾けることが挙げられます。
メーカー⑤YAMAHA(ヤマハ)
日本の楽器メーカーなら、一番有名といえるのがYAMAHAです。日本で有名なのはもちろん、世界でただひとつの総合楽器としても人気が出ています。YAMAHAでは、癖のない音質のギターを出しており、シンプルでオーソドックスな音が出るギターとしても定評があります。
メーカー⑥Taylor(ティラー)
ティラーは、アメリカ発のメーカーで、1974年にカルフォルニア州で創業されました。革新的なデザインや洗練された音質が特徴のメーカーで、アメリカではアコースティックギターといえば、ティラーというほど人気があります。代表的なシリーズには「300シリーズ」「400シリーズ」「500シリーズ」などがあり、メンテナンス性でも高評価を得ています。
メーカー⑦Gretsch(グレッチ)
グレッチは、元々ドラムのメーカーですが「エレクトリックギター」のメーカーとしても有名です。ドイツのブルックリンで、1883年創業の歴史あるメーカーです。代表作として「ホワイトファルコン」や「カントリージェントルマン」などがあり、デザイン性と音質で高評価を得ています。
メーカー⑧Martin(マーティン)
マーティンはアメリカ発の会社で、有名アーティスト御用達メーカーとしても人気です。会社内の雰囲気を重視する社風が特徴的と話題になっています。戦前に40台だけ作られた「オリジナルOM-45」や「プリウォーD-45」は91台とヴィンテージギターの雰囲気もあります。演奏者と聞き手の両者のことを考えた音質が高評価です。
メーカー⑨Ibanez(アイバニーズ)
アイバニーズは日本発のメーカーで、愛知県名古屋市で1908年に創業されました。元々はギターメーカーではなく、スペインで廃業した会社を星野楽器が買い取ったことが始まりとされます。「8弦ギター」「9弦ギター」など多弦ギターの開発をしているのが最大の特徴です。
メーカー⑩PRS(ポール・リード・スミス
PRSは、1985年創業の楽器メーカーで、現在はエレクトリックギターやエレクトリックベースを主な商品として売り出し中です。代表作には「Single Cutシリーズ」「santanaシリーズ」などがあり、老舗メーカーではないですが、品質の高さでも定評を得ています。
初心者におすすめのメーカーは?
初心者は、やはり高いギターにはなかなか手が出ないですが、3万円から4万円台で一番人気があるのは、やはりYAMAHAのアコースティックギターでしょう。YAMAHAのギターの中でも、一番リーズナブルで品質の良いギターといえば「FGシリーズ」が有名です。
他にも、初心者が始めやすいギターとして有名なメーカーなら「HONEY BEE」もあります。価格が1万円台と安くコスパ面では最強です。この楽器から始めたというギタリストも多く、コストパフォーマンスも良いので、初心者はまずはこちらから始めてみるのもおすすめです。
自分にぴったりのギターを探すなら?
たくさんのギターメーカーがある中で、自分に合ったギター選びは大変です。もしギター選びで迷った時には、以下の2つのポイントから選ぶようにしてみましょう。やはりギターは楽しくないと続かないので、その点からも選ぶようにします。
予算で選んでみる
もし初めてギターを購入するなら、店員にアドバイスをもらいつつ、まず予算内で買えるギターを探します。ギターの価格はピンからキリまでありますが、初心者ならおよそ3~5万円くらいの価格帯で選ぶと良いでしょう。高いギターが良いギターとは限りません。まずはギターに慣れることが大切です。
音楽のジャンルで選んでみる
自分が好きな音楽がどんなジャンルかでも、ギターの選び方は変わってきます。たとえば、自分の好きなアーティストと同じギターを選んでみるなどです。もしとくにこだわりがなければ、スタンダードなタイプを選ぶようにします。長く弾き続けたいなら、インスピレーションも大切にしましょう。
まとめ
ギターのメーカー選びのコツなどが、少しでもお伝えできたなら幸いです。メーカーは海外と国内がありますが、どちらを選べば正解ということではありません。ですので、あくまで自分の好みやスタイルに合ったメーカーを選ぶようにしましょう。
もし自分の持っているギターを処分したいということであれば、「Hot&Cool GUITARS」にぜひご連絡ください。大切なギターを手放すのですから、やはり安心して買い取りをしてくれる方が嬉しいものです。高額で売ることも可能ですし、宅配買い取りや出張買い取りなども行っていますので、ご連絡をお待ちしています。